OMI/AJIN McKeen Car M-24 DCC化記録
神奈川県M様 塗装・DCC化御依頼

2016/9/4 完成しました





車高調整、バッチリです、台車走行方向変更を無事終えて試運転しました
多少まだ、ギヤが馴染んでいないので、低速で回転にスムーズさがちょっぴり足りません
が、馴染んでくるものと思われます ⇒ 何とか満足の行く仕上がりとなりました












UPにすると、やはり、ロスト製屋根のリベット位置が不安定で、仕上がりの悪さが判ります
メーカーの問題で、私はこれ以上なんともできません、致し方無しです

DIGITRAX SDXH166D 使用、スピーカー トップコーン20 x 40 mm 使用

前後ヘッドライト、LED 1608 電球色

室内灯、テープLED 2835 電球色使用

参考設定CV値

ファンクションキー CV番号 . デコーダの電線色
. . .
電線ごとの数値 . . 01[01] 02[02] 04[04] 08[08]
ライト . . ヘッドライト ヘッドライト 室内灯 運転室室内灯.
F0 前進 CV33 13 . ● CV52=[A0]
F0 後進 CV34 14 . ● CV52=[A0]
F1 CV35 0 . . . .
F2 CV36 0 . . . .
F3 CV37 0 . . . .

なかなかの流線形DCの元祖、Mckeen Car のDCC化をさせて頂き、良かったです

大切にして下さい またのお越しを楽しみに待っています

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製作記録

今日 無事、届きました

2016/4/30 検品しました



大問題があります 1軸しか駆動出来ていません ⇒ 1軸、ギヤが欠損しています



車輪径、φ9.6 軸径 Φ3.0

ドローバーは、KDカプラーに交換です



ここは、国産の軸間距離 25.0mmのインサイドギヤに交換するしかありません
⇒ 大手術です
モーターも強力な物に換装しましょう
錘も載せないとネ
全軸集電改造しなくては、ポイント上で、スタックします

当然、付随台車も 車輪をφ10.5に換装します



客車トレーラーです
問題なし
車輪をφ10.5 に交換、KDカプラーを装着ですね
室内灯を付けましょう

2016/8/23 着工しました



軸に付いていたギヤが割れて欠落していますので、
軸間距離、25mm のインサイドギヤに交換します

幸い、サンゴのキハ07用のインサイドギヤの新品を在庫しています



バラして見ると、左端のアイドラーギヤも割れています



新品、サンゴのキハ07用のインサイドギヤです ⇒ ただ、車輪はφ10.5 です
φ9.6のインサイドギヤ用のナット締めタイプの車輪は持っていません
おそらく、市中にも無いでしょう



キハ07のTR26台車枠です ⇒ これを使って穴位置を正確に移植します



薄く(1.5t)に削りました



M24に着いていた、日車D型に似た台車枠です



バラして、これに、薄く削ったTR26の台車枠を半田付けしました



台車枠が出来て、インサイドギヤをを組みまして、EN20 の新品を載せてみました

残念ながら、車体室内の高さが足りず、天井にギリギリではありますが、
当たってしまいました



で、仕方なくDV形のオープンモーター、NYC P-2 から外した物、新古品を取り付けました

回して見て、1.25Vで起動、無負荷フルスロットルで、200mAしか食いませんので、
DCC化に耐えます
しかも重量も手伝ってくれます ⇒、このモーターで、我慢してください

EN20が使えなかったら、DV形を使うしか在りません
他に丈夫なモーターを思い浮かばないのです



下から見た、自作したインサイドギヤ方式の台車ですです



先頭側の台車もφ10.5の新品車輪に交換しました

明日は、床板を大きく切り抜き、台車を固定します トレーラー共々、集電装置も作ります
生地車体試運転まで行くかな?

2016/8/24 全軸集電出来ました



トレーラーのドローバーピンを外し、にKDカプラーを取り付けました
KD#153 ショートシャンクです
台車に集電装置を取り付けました



自作集電装置です ⇒ Φ0.4燐青銅線を使用しました

車輪をφ10.5に変更した際、台車枠の半田が全部取れてしまいました
さすが、韓国製です ⇒ 車輪交換で台車枠が壊れたのでした



インサイドギヤのステーを取り付けました
この写真の次にインサイドギヤ枠、モーターボディが、床板に当たらない様に穴を広げました
ドローバーを挟むように取り付けましたが、後で、KDカプラーに交換しました



動力台車を取り付け、モーターを載せました
走らせてみて、錘をつけまして、位置決めをし、取り付け
スピーカー用の穴を開けました



下から見たところです



インサイドギヤに自作集電装置を取り付けました



上から見たところです



付随台車も集電装置を取り付けました



上から見たところです

明日は、M13を全軸集電改造をします

2016/8/26 分解、塗装剥がし、塗装の用意が出来ました



金色の塗装がしっかりかかっていたので、24Hシンナー風呂に浸かって頂きました
⇒ ピンピカのベッピンさんです

この作業をきちんとしていないと、韓国製は塗装が保証できません

エアータンクも塗装のまわりが大変そうなので、外して塗装をします



トレーラーも同様に塗装を剥がしました

明日から、M13と同時塗装を行います

2016/8/27 塗り分けが出来ました



屋根のラインが旨く半田付け出来ていません ⇒ 曲がっているのです
塗装のマスキングは真っ直ぐにして、誤魔化しました
今は、艶が出ています
⇒ 屋根の茶色が、リターダーを多く入れないと塗粒が大きくなってしまうのです
デカールを貼り、トップコートを吹く時点で、多少艶を落とします



明日は、デカールを製作します

2016/8/29 デカールを貼りました



デカールを貼る作業が思いの外大変でした ⇒ こんな事は初めてです
屋根の接合ラインが旨く、半田付け出来ていないと、窓が丸なのと、裾も傾斜角があり、
貼り付け基準が取り辛く、おまけに目が錯覚を起こして来たのです
多少、曲がって見えるかも知れません、ご容赦下さい

塗装は、M-13と同じにしています







明日は、艤装・組み立てを行います

2016/8/30 下回りが完成しました



組み立て後、試運転をしました ⇒ まずまずの走行です
インサイドギヤですから、少しギヤのタタキ音がしますし、
まだ、ギヤが慣れていません多少回転にぎこちなさがあります
⇒ ギヤが慣れてくると、まぁ、少しは改善されてきます





トレーラー T-19 の下回りです



明日から、M13が完成するまで、作業は保留します

2016/9/1 トレーラーが完成しました



まだ、マーカーライトにカラーライトを入れていません
後で、M-24と一緒に入れます ⇒ 赤6個を入れます











先に完成した、M-13 と、連結運転しました ⇒ O.K牧場!!



奮発して、ライティングに TF4 を奮発サービスしました
呼び出し番号は、#019 F0=ON で点灯にしておきました

M-24と、専用連結するなら、M-24 と、同じ呼び出し番号にしたほうが面倒ないですかね



LEDの数が多いので、抵抗を入れて明るさを落としています

TF4 設定CV値

ファンクションキー CV番号 . デコーダの電線色
. . .
電線ごとの数値 . . 01[01] 02[02] 04[04] 08[08]
ライト . . 室内灯 . . .
. CV64 000 . . .
. CV61 003 . . .

明日は、何とか、M-24 を完成させたいですね

2016/9/3 今日の昼前に完成試運転したのですが、、、、

どうも納得が行かないのです



マーカーライトを取り付けました



マーカーライトを取り付けました
ライトレンズを入れました
⇒ 今回、φ3.4、旨く入らないので、レンズは、エポキシ流し込みです

リヤのヘッドライトは、目一杯ドリルで、掘ったのですが、
レンズを入れる余地が全くありません
で、瞬間接着剤で、固定しました、何分明るすぎるので、
クリヤーイエローを塗り明るさを抑えました

デコーダーは、大奮発して、SDXH166Dを搭載しました
⇒ \2,000 程高くつきますが
仕方なしです ⇒ 音源の気に入った物が、16bitの音しかなかったのです

この車輛、M-24は、ガスエレクトリックになっていたはずですから、、、、、
6気筒にこだわったら、GE45tのエンジン音と、なったのです

ここまで、来るのに大変でした
何と、フロントの台車の枠、半田が外れたのです
またまた、フロントの運転席を取り付けていたら、
何と、何と、床板を取り付けるステーというか、
ベース板が車体の側板から半田はずれしてしまいました
ウーンと、うなりましたヨ ⇒ 塗装が終わって組み立ての最中なのですよ
仕方なく、低温半田で、半田付けし直しました
言っちゃ悪いが、この韓国製、部品の精度は悪いし、
ステーなんか、廃品の板を再利用しているし、
組み立て精度も悪い、修正しようとしたら、ドツボにハマってしまっていたのです
仏心はここまでとします

試運転の結果 どうも納得いかなかったのです
T-19 と車高が合わないのです

T-19 は高過ぎ ⇒ M-24 は、低すぎ

因って、大改造をします

T-19 は、車輪をφ9.6に戻して、台車枠も改造します
M-24 は、床板をもっと、繰り抜きを大きくして、台車の向きを反対にします
理由は、走行音、前進時にギヤのタタキが出るのです
どうしても少し出るので、走行方向の前進時に静かに走行できるように、
台車の走行方向を反対にします



連結高を調整しています

モーター、台車の走行方向、変更の為、取り外しました
床板を取り付けているネジの位置が悪いので、ついでに穴の位置を変更しました
とてもネジを取り外しにくく、ドライバーを回す度に、台車の塗装が剥がれるのです
床板の脱着、ドローバーのネジ長が災いして、床板が外せなくなった事があり、
ここは、カプラーのベースを加工しました
いつか作った、車輛の余剰となった、引き物の部品、
タップ加工済のカプラーベースを半田付けしました



こんな風に台車の走行方向をひっくり返しました

後は、車高を合わせるだけです

明日(9/4)は、完成します